唐代の命理学の開祖。三柱(年・月・日)の体系を打ち立てた。
李虚中(761?-813年)は、唐代中期の官吏にして命理学の開祖とされる人物である。韓愈(かんゆ)が李虚中の墓誌銘を書き残したことで、実在が確認される稀有な古代の命理学者である。 李虚中の業績は、人の運命を生年・生月・生日の三柱(六文字)で読む方法を体系化したことにある。それ以前の命理学は、年柱のみで読む素朴な形式だった。李虚中は、そこに月柱と日柱を加え、三柱六字という構造を打ち立てた。 芭禅算命学が三柱をコアとする読みは、この李虚中の伝統に連なる。後に宋代の徐子平が時柱を加えて四柱(八字)となるが、命式の骨格は李虚中がすでに完成させていた。